最終日・チェックアウト

2日目で全体力を使い、最終日は迪化街に行くことだけを決めてあとはダラダラ成り行きに任せることにした。

9時ごろにむくりと起きて、シャワーを浴びてパッキングを済ませてチェックアウト、おせわになりました。

バスで行こうと思ったけど歩いても10分くらいなので、カメラ片手に散策。そうこうしているうちに迪化街の中にいた。

迪化街

腹減ったからGoogle mapで出てきた小籠包屋に行こうと思ったけどまた10分歩くのだるいなあと思ったら、公共チャリYouBikeを発見。

使う時が来るだろうと思い、空港の入国審査待ちの時に登録して、デポジットも払っていたのだ。
絶好の機会が来たので、載ってみると最高に快適だった。

最終日に台湾の街をチャリで爆走。
ベトナムでバイクタクシーに乗った時みたいな感覚、街を乗り回してる感、大袈裟にいえば掌握した感がある。わいだけか。

速攻で目的の小籠包屋に到着。
一時停止もアプリからボタンひとつでロックがかかる。公共チャリとして最高の使い勝手で本当に感心する。

最高に台湾している感じがある。

小籠包は安定の旨さ。
小皿があるのに気づかず、ミスって直接桶に醤油かけたら、中の布が汚れてしまった。リアルに結構めんどくさいことをした気がする。申し訳ない。

ロックを解除して、またチャリで迪化街へ向かう。
お目当ての台湾コーヒーのお店がまだ空いてないので、散策しているとその分店が営業しているのを見つけた。ここやん!本当に即席の決定が多いこの旅。

一番上にあった看板メニューを頼むと、なんかすごいのが出てきた。

一応ホットかアイスか聞かれてホットで答えたんだけど、アイスも飲める感じできた。
アイスって答えてたらどうなってたんやろか。

撮った写真を見返しながら、優雅にcoffeeを楽しみ、お土産にでも買っていくかあ、と思ったら200g5,000円で諦めた。

コーヒーを飲み終えて散策を再開。

婆猫運搬

もうやることないか、と思ったがお茶を飲んでないことに気づいて、近くのお茶屋さんに入店。
適当に入ったのにここも大当たり。
店頭からは見えなかったが、奥に庭があって雰囲気が仕上がっている。こんなつもりじゃなかったのに。

お茶はアツアツで時間がかかるので、ここは優雅にこの旅行のお供「路」と時間を過ごした。
台湾で、台湾茶を嗜みつつ、台湾舞台の小説を読むなど、贅沢な時間の過ごし方すぎるなと思い、今年一年をかけてだいぶ時間をゆったり使えるようになったなとしみじみする。

生き急いでた去年までだったら、まるで実績解除のようにやったことばかりを求めて、さっさと飲み終えて、台湾にいるうちにできる次の何かを少しでもと求めていたかもしれない。

a子もback numberも台湾でMVを撮っているが、その気持ちもよくわかる。
街がすごくいい感じ。この街を後にするのも少し寂しくなってきた。

最後に現地の人が集まってみんな飲んでる謎の無料お茶を飲んで迪化街をおさらば。
台北駅までは、当然YouBike。昨日までダラダラ歩いてた街をチャリで颯爽と駆け抜ける。最後の最後に使えて良かった。

初めての台湾旅行は後悔を残さずに終えれそうかも。

最後の最後で空港メトロに乗ったが、なんと新幹線でも行けるらしい。

小説でずっと出てきた台湾新幹線を1駅だけでも乗れば良かった。
後悔、いやまた来る理由が最後に見つかった。

まとめ

台湾舐めてた。

割とまじでこれに尽きるかもしれない。
思ってより栄えてて、アートでデジタルで、活気があって、人が優しい、そんな素敵な印象しかない。

そして、「路」も読み終わり、舞台となっていた夏の台湾というもう一つの顔も並走している、そんな旅だった。
スコールには振られていないけど、ずぶ濡れになった気がする。
小説を通して感じた夏の台湾の名残も、12月の空気になんとなく感じていたような気がする。

今度は夏に来たい。そして新幹線に乗りたい。

頼むからその時まで(いやその後もずっと)平和であるようにと、真面目に祈るのであった。