前回はこちら。
集合時間が8:00と早いので7:00には起きて無料の朝食を食べに行く。
朝食込みで1泊1200円のホテルなのにバイキング形式の豪華な朝食である。きったねえ空気がまだちょっと嬉しくて外の席で食べた。
まだ7:00なのにもうクラクションがあちこちで鳴り響いていた。
8:00に下に降りても呼び出されないのでもう一度確認すると8:20だった。逆でよかった。
と言うわけで絶妙に時間が空いたのでちょっと朝のハノイを散策することに。
朝からハノイは朝市でものすごい活気だった。道路の両脇にこれでもかと果物や野菜が並べられ、そこでは外で魚や肉を切っている人も多くいた。
鳥籠の中の鳥たちにお前らもこうなるぞと言わんばかりに目の前で包丁を振り下ろしていた。
その隙間を自転車みたいにどんどんとバイクが通って行くのでもうカオスでしかない。東京など比較にならない。
すっかりその光景に見入っていると更新された集合時間が迫っていて急いでホステルに戻った。時間を勘違いしててよかった。
バスの入り口右にあるの慣れないなあと思いながら乗り込む。そこからハロン湾までの移動は3時間だった。
バスん中音楽流れてんなあ〜と思ったら横の中国人がスピーカー持ち込んで流してたり(久保建英か)
今度はバスガイドが急に歌い出したり
今更ハロン湾の紹介動画をYouTubeで見たり
そうこうしながら12時過ぎになんとかハロン湾に到着した。
ガイドの旗を持たされている一人旅っぽい女性と目があって会釈、沈黙してお互い気まずくなったり、結局人見知り発動するやん〜と思ってたらお前はこっちなって別のグループに移動させられた。
既にグループで来ている人から順番に船に乗せられシングルライダーはその間に入れよ、と言う感じで最後に入れられた。
奥の席が4席くらい空いてたので、そこに行けばみんなお互いにお一人様や!と思って突っ込むと隣に日本人女性?的な人が座ってきた。ちょっとホッとしていると向こうから声かけられ答えるとちょっとがっかりしていた。
向こうは韓国人で、向こうも韓国人なのではと期待していたみたいだった。
同じアジアというだけで急に親近感が湧き、あと英語力が同じくらいということもあり我々は意気投合し基本的にそのツアーでは行動を共にしていた。写真撮ったり予定を確認するときにすぐ聞ける人がいるのは本当に助かる。自分のセーフティゾーンを一度確立すると外にもどんどん行きやすくなる。そのままイギリス人の2人組とスウェーデン?出身のニキとも会話をする流れになった。
これがこの旅行の転換点だった。
それからは普通にコミュニケーションが取れることを実感し、話しかけることに完全に抵抗がなくなった。
肝心のハロン湾はと言われるとやってきた時こそ感動を覚えたものの、信じられないくらいいっぱいあるので、数時間も経てば完全に慣れ切ってしまい、おしゃべりや食事、アトラクションがメインになっていた。
アトラクションは、山に登ったりボートに乗ったりとまあ普通の感じで人との出会いに比べたら感動はそんなになかったので完全におまけと言う感じになっていた。
そんなこんなでアトラクションをこなすように終了し、一向は全員完全に疲れ切っていた。
港についてバスに乗ると、行きは3時間だったがなんと帰りも3時間らしい。上越から車で東尋坊見にきた感じかと変換したがだからと言って別に何にもならなかった。
起きたらついてることを願って目を閉じたが、これを後3回くらい繰り返すと本当にハノイの市街に帰ってきていた。
ハロン湾で1日を終了させることを許さず、今日はやけ酒ではなく、のんびり市街を散策することにした。
憧れのJacksonも成し遂げ達成感と共にホステルに帰り最終日に備えるのだった。
続く。